INTERVIEW

幅広い仕事の経験が、
私の強み。

企画・海外営業
2012年入社

  • 9:00
    メールチェック&やることをリストアップ
  • 10:00
    取引先や社内からの依頼対応
  • 13:00
    上司・同僚への進捗報告や相談
  • 14:00
    製品販売に関わる資料作成
  • 16:00
    アジアの現地法人とテレビ会議
  • 18:00
    残務処理

ー 井村さんは、どのような仕事を担当していますか。

ニトムズ製品の海外営業を担当しています。シンガポールやインドネシア、台湾にある日東電工の各現地法人と協力しながら、現地での潜在需要を調査し、販売戦略を立て、実行し、販売につなげていくのが私の仕事です。また、室内装飾用粘着テープ「HARU stuck-on design;®」の企画担当も兼任しています。
大学でマーケティングを勉強していた経験から、生活に身近なモノを作るメーカーで商品企画の仕事に就きたいと思っていました。さらに海外に携わる仕事にも昔から興味があったので、海外事業を含め新しいことを始めようとしていたニトムズを選びました。

ー やりがいを感じる瞬間を教えてください。

入社4年目で初めて商品企画したときです。掃除用品「研磨剤入スポンジ」シリーズの新製品を担当しました。水まわりの掃除にどんなものがあったら便利だろうか、とまずはアイデア出しから始めました。最初のうちは楽しみながらアイデアを出していたのですが、気づけば発売までの時間が足りなくなってしまって。「とにかく新製品を出さなきゃ」と焦るばかりで、消費者にとって必要な商品を考えられずに… 苦しかったですね。
「このままではダメだ」と周りの人に意見を求めたり、「足りないものは何だろう」と市場の商品を見て考えるようになりました。そして遂に「コレだ!」というアイデアが思い浮かんだんです!すき間や溝の汚れも軽い力で落とせるスティック型のスポンジ――これこそ消費者が求めているもので、他社が出していない商品だと。
きっかけは同じ部署の先輩で、ターゲットでもある主婦の方の意見でした。一人で悶々と考えているだけでは、製品化できなかったと思います。
多くの人の力を借りながら形にしていくのも、この仕事の面白さです。

ー 入社して成長したと感じていることは。

入社から4つの部署に所属して、たくさんのことを経験しました。商品企画だけでなく、営業や販売企画、テレビCMに携わる仕事、海外営業などさまざまです。担当する商品も「コロコロ®」シリーズを含むライフケア製品から、文房具ブランド「STÁLOGY®」まで多岐に渡ります。初めてのことが多くて、何とか手探りでやってきた感じです。そして今は「HARU stuck-on design;®」という新しいブランドの企画担当。「また全然違う分野に来てしまったな」という思いは、正直言ってあります(笑)
ただ、いろいろな仕事を経験するうちに、「やったことがないこと」への精神的なハードルは下がって、新しい挑戦に臆することがなくなりました。
これまでの経験が今の仕事に生かされていると感じます。以前は、広く浅く経験してもどれも中途半端で「自分はスペシャリストになれないんじゃないか…」と不安がありました。でも今は、幅広い分野での仕事を経験してきたことが自分の強みだと、そう思えるようになりました。

※所属部署は取材当時のものです。

あなたの
「くっつき」とは

入社2年目から海外営業を担当しています。アジア各国の現地法人のメンバーと一緒に仕事をして学んだことがあります。日本人の感覚だと、取引のない会社に連絡する場合「アポは取れないかもしれないな」とつい考えてしまいます。しかし、現地のメンバーは初めての企業でも電話やメールで積極的にアプローチをしていました。その姿に衝撃を受けましたね。どんな小さなことでも動くことでチャンスを掴めるし、次につながって「くっついていける」と実感しました。

意欲があれば、
たくさんチャンスが巡ってきます。

社内の誰も経験したことのないような仕事にもチャレンジする意欲がある人には、たくさんのチャンスが巡ってくる職場です。とはいえ、自分一人でできることには限界があるので、周りの人の力を借りることも大切です。ただ誰かが助けてくれるのを待つのではなく、いかに自分で人の助けを“掴む”か。就活中によく耳にした「周りを巻き込んでいく」ことの意味を、私も社会人になり数年が経ったいま、ようやく分かったところですけどね。

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